電子メールの送信例のうち、受信者への配慮の観点から、最も適切なものはどれか。
ア | 会員から抽出した100名のアドレスを一度にあて先(To)に入れて、会員満足度調査のアンケートを電子メールで送った。 |
イ | 自社製品を紹介する大容量の資料を、圧縮せずに電子メールに添付して得意先に送った。 |
ウ | 製品の質問メールへの回答で、その内容を知ってもらいたい複数の顧客のアドレスをCcに入れて返信した。 |
エ | 特別企画のホームページのURLを特定の限られた顧客に知らせるために、アドレスをBccに入れて送信した。 |
電子メールの宛先には、To,CC,BCCがある。
- TO(宛先)
- 送り先が一人の場合,同様に複数の送り先がある場合に使用する。
※「TO」に指定されたメールアドレスは、他の受信者に表示される。- Cc(Carbon copy:カーボンコピー)
- 送り先が複数の場合かつ宛先以外の送り先がある場合に使用する。
※「Cc」に指定されたメールアドレスは、他の受信者に表示される。- Bcc(Blind Carbon Copy:ブラインドカーボンコピー)
- 送り先を知られたくない場合に使用する。
- ※「Bcc」に指定されたメールアドレスは、他の受信者に表示されない。
ア | × | 宛先(TO)に指定されたメールアドレスは、他の受信者に表示される。したがって、会員から抽出した100名のアドレスが、受信者全員に分かってしまう。この場合は、Bccで指定するべきである。 |
イ | × | 大容量の資料は、受信者のネットワークに負荷がかかるので圧縮後に電子メールに添付して得意先に送るべきである。 |
ウ | × | Ccに指定されたメールアドレスは、他の受信者に表示される。したがって、複数の顧客のアドレスが、受信者全員に分かってしまう。この場合は、Bccで指定するべきである。 |
エ | ○ | Bccに指定されたメールアドレスは、他の受信者に表示されないので、正しい。 |