X社では来期に製品A,B,C,Dのいずれか一つを市場に投入することを検討している。来期の市況で好況の確率は40%、不況の確率は60%と予想され、市況ごとの各製品の予想売上高が表のとおりであるとき、この市場から得られる最大の売上期待値をもたらす製品はどれか。
ア | 製品A |
イ | 製品B |
ウ | 製品C |
エ | 製品D |
各製品の期待値を計算する。
製品A | : | 12×0.4 +10×0.6 = 4.8+6 = 10.8 | |
製品B | : | 18×0.4 +8×0.6 = 7.2+4.8 = 12 | |
製品C | : | 20×0.4 +6×0.6 = 8+3.6 = 11.6 | |
製品D | : | 10×0.4 +12×0.6 = 4+7.2 = 11.2 |
したがって、製品B(イ)が最大の売上期待値をもたらす製品である。