ソフトウェアの品質特性には、信頼性、使用性、効率性、保守性などがある。ソフトウェアの信頼性について記述したものはどれか。
ア | 想定外のデータを入力しても異常な動作が起きないようにする。 |
イ | だれにでも使いやすい画面インタフェースにする。 |
ウ | 入力後3秒以内に検索結果が得られるようにする。 |
エ | パラメタを指定するだけで画面や帳票の変更ができるようにする。 |
開発されたソフトウェアの品質を評価するためには指標が必要である。ISO/JISでは、ソフトウェアの6つの品質特性の評価指標を定めている。
- 使用性(Usability)
- ユーザの使いやすさに対する評価に影響を与えるもの
- 機能性(Functionality)
- ユーザ要件や目的にソフトウェア仕様が合致していること
- 効率性(Efficiency)
- ソフトウェアの機能を実行する際の応答時間,処理時間,処理能力など
- 信頼性(reliability)
- 規定の条件と期間の間、処理機能のレベルを維持できること
- 保守性(Maintainability)
- ソフトウェアの不良原因解析が容易で修正しやすいこと
- 移植性(Portability)
- ソフトウェアを他のシステム環境で動作するように書換えや移行が容易であること
ア | ○ | 信頼性について記述したものである。 |
イ | × | 使用性について記述したものである。 |
ウ | × | 効率性について記述したものである。 |
エ | × | 保守性について記述したものである。 |