必ず受かる情報処理技術者試験

問題6

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

MTBFがx時間、MTTRがy時間のシステムがある。使用条件が変わったので、MTBF、MTTRがともに従来の1.5倍になった。新しい使用条件での稼働率はどうなるか。

x、yの値によって変化するが、従来の稼働率よりは大きい値になる。
従来の稼働率と同じ値になる。
従来の稼働率の1.5倍になる。
従来の稼働率の2/3倍になる。

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解答:イ

稼働率は次式で計算することができる。

  稼働率 = MTBF
MTBF+MTTR
MTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)
ある機器やシステムが故障するまでの時間の平均値。
MTTR(Mean Time To Repair:平均修理時間)
故障したコンピュータシステムの復旧にかかる時間の平均値。

MTBFとMTTRを両方とも1.5倍しても

1.5×MTBF = MTBF
1.5×MTBF+1.5×MTTR MTBF+MTTR

となる。

したがって、(イ)従来の稼働率と同じ値になる。

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