必ず受かる情報処理技術者試験

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平成19年度春季解答

問題31

クライアントサーバシステムの特徴に関する記述のうち,適切なものはどれか。

クライアントとサーバの OS は,同一種類にする必要がある。
サーバはデータ処理要求を出し,クライアントはその要求を処理する。
サーバは,必要に応じて処理の一部を更に別のサーバに要求するためのクライアント機能をもつことがある。
サーバは,ファイルサーバやプリントサーバなど,機能ごとに別のコンピュータに分ける必要がある

解答:ウ

<解説>

× クライアントとサーバの OS は、必ずしも同一種類にする必要はない
× クライアントはデータ処理要求を出し,サーバはその要求を処理する。
サーバは,必要に応じて処理の一部を更に別のサーバに要求するためのクライアント機能をもつことがある。
× 1つのサーバにファイルサーバやプリントサーバなど複数の機能をもたせることができる

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問題32

NAS(Network Attached Storage)の特徴はどれか。

サーバとストレージが1対1で直接接続され,ストレージをサーバごとに占有できる。
サーバとストレージとの間はブロック単位でデータをやり取りするので,応答が速い。
ファイルの改ざんを防止することができるので,変更を必要としない固定化されたデータの格納に利用されることが多い。
複数のプロトコルに対応しているので,異なる OS のサーバ間でもファイル共有が可能である。

解答:エ

<解説>

NAS(Network Attached Storage:ネットワーク接続ストレージ)とは、ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ専用機。ハードディスクとネットワークインターフェース、OS、管理用ユーティリティなどを一体化した単機能サーバ(アプライアンスサーバ)で、記憶装置をネットワークに直に接続したように見えることからこのように呼ばれる。

× サーバとストレージはネットワークで接続され、複数のサーバからストレージを共有するのが一般的である。
× サーバとストレージとの間はファイル単位でデータをやり取りするので,応答が速い。
× ファイルの改ざんを防止することはできない
複数のプロトコルに対応しているので,異なる OS のサーバ間でもファイル共有が可能である。

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問題33

四つの装置 A ~ D で構成されるシステム全体のアベイラビリティとして,最も近いものはどれか。ここで,個々のアベイラビリティは,A と C が 0.9 ,B と D が 0.8 とする。また,並列接続部分については,いずれか一方が稼働しているとき,当該並列部分は稼働しているものとする。

0.72
0.92
0.93
0.95

解答:エ

<解説>

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問題34

フォールトトレラントシステムの説明として,適切なものはどれか。

システムが部分的に故障しても,システム全体としては必要な機能を維持するシステム
地域的な災害などの発生に備えて,遠隔地に予備を用意しておくシステム
複数のプロセッサがネットワークを介して接続され,資源を共有するシステム
複数のプロセッサで一つのトランザクションを並行して処理し,結果を照合するシステム

解答:ア

<解説>

フォールトトレラントシステムに関する説明である。
× バックアップシステムに関する説明である。
× 密結合マルチプロセッサシステムに関する説明である。
× デュアルシステムに関する説明である。

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問題35

TCP/IP ネットワークで DNS サーバが果たす役割はどれか。

PC などからの IP アドレス付与の要求に対し,サーバに登録してある IP アドレスの中から使用されていない IP アドレスを割り当てる。
サーバの IP アドレスを意識せず,プログラムの名前を指定するだけでサーバのプログラムの呼出しを可能にする。
社内のプライベート IP アドレスをグローバル IP アドレスに変換し,インターネットへのアクセスを可能にする。
ドメイン名やホスト名などと IP アドレスとを対応付ける。

解答:エ

<解説>

× DHCPに関する説明である。
× JavaアプレットやActive Xなどのモービルコードに関する説明である。
× NATに関する説明である。
DNSに関する説明である。

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