必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度春季解答

問題51

表計算ソフトのマクロ機能を活用し、製品ごとの営業イベントの成果を分析するプログラムを作成しようとしている。このプログラムのソフトウェア要件定義の作成として適切なものはどれか。

組み込むマクロの動作ロジックを検討し、コーディングする。
組み込んだマクロが正しく動作するか、テスト用のデータで試してみる。
集計するデータ項目としてどのようなものが必要であるか洗い出す。
分析対象年度の製品ごとの各月の売上データを表計算ソフトに入力する。

解答:ウ

<解説>

× 開発プロセスのプログラミングにて行う。
× 単体テストにて行う。
ソフトウエア要件定義にて行う。
× 運用プロセスにて行う。

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問題52

2進数1.101を10進数で表現したものはどれか。

1.2
1.5
1.505
1.625

解答:エ

<解説>

1.101 1×20+1×2-1+0×2-2+1×2-3
  1+1/2+0+1/8
  1+0.5+0v0.125
  1.625

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問題53

変数AとBに格納されているデータを入れ替えたい。データを一時的に格納するための変数をtmpとすると、データが正しく入れ替わる手順はどれか。ここで“x←y”は、yのデータでxの内容を置き換えることを表す。

解答:イ

<解説>

変数Aの値を 1、変数Bの値を 2とすると、各選択肢の内容は次のようになる。

データが正しく入れ替わっているのはイだけである。

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問題54

Xさんは、Yさんにインターネットを使って電子メールを送ろうとしている。電子メールの内容を秘密にする必要があるので、公開鍵暗号方式を用いて暗号化して送信したい。電子メールの内容を暗号化するのに使用する鍵はどれか。

Xさんの公開鍵
Xさんの秘密鍵
Yさんの公開鍵
Yさんの秘密鍵

解答:ウ

<解説>

公開鍵の暗号方式には、つぎの特徴がある。

  • 暗号鍵を公開し,複合鍵は非公開(非可逆圧縮)
  • 受信者の公開鍵で暗号化,受信者の複合鍵で複合

よって、受信者(Yさん)の公開鍵で暗号化,受信者(Yさん)の複合鍵で複合する。ウが正解である。

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問題55

セルD2とE2に設定した2種類の仮の消費税でセルA4とA5の商品の税込み価格を計算するために、セルD4に入れるべき計算式はどれか。ここで、セルD4に入力する計算式は、セルD5、E4及びE5に複写して使うものとする。

B4*(1.0+D2)
B$4*(1.0+D$2)
$B4*(1.0+D$2)
$B$4*(1.0+$D2)

解答:ウ

<解説>

表計算ソフトには、絶対参照と相対参照がある。

絶対参照
行・列ともに固定させる参照方法
絶対参照は、行や列番号の前に$をつける。
相対参照
数式をコピーしたとき、コピー先でそこのセル範囲に合わせて行番号と列番号を変化させる参照方法

各選択肢は、次のような計算式および結果となる。

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