必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. 応用情報技術者
  3. 平成25年度秋季問題一覧
  4. 平成25年度秋季問題52-解答・解説-分析

平成25年度秋季問題

問題52

過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。 要件定義からシステム内部開発までをモデルどおりに228日で完了してプログラム開発を開始した。 現在、200本のプログラムのうち100本のプログラム開発を完了し、残り100本は未着手の状況である。 プログラム開発以降もモデルどおりに進捗すると仮定するとき、プロジェクト全体の完了まであと何日掛かるか。

140
150
161
172

過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。 要件定義からシステム内部開発までをモデルどおりに228日で完了してプログラム開発を開始した。 現在、200本のプログラムのうち100本のプログラム開発を完了し、残り100本は未着手の状況である。 プログラム開発以降もモデルどおりに進捗すると仮定するとき、プロジェクト全体の完了まであと何日掛かるか。

140
150
161
172

解答:イ

<解説>

  1. プロジェクト全体の予定日数を計算する。
    要件定義からシステム内部設計までを,228 日で完了したとしているので,
    要求定義(0.25)+システム外部設計(0.21)+システム内部設計(0.11)= 0.57 を 228 日で完了している。
    したがって,プロジェクト全体の予定日数は,228 ÷ 0.57 = 400 日である。
  2. プログラム開発の進捗率を計算する。
    200 本が全体のプログラム本数である。100 本が完成し,残り 100 本が未着手なので,プログラム開発の進捗率は半分である。
    これを期間比に換算すると,0.11÷2= 0.055 である。
  3. プロジェクト全体の完了までに必要な日数を計算する。
    残りの工程の期間比は,残りのプログラム開発(0.055)+結合テスト (0.11)+システムテスト(0.21)= 0.375 である。
    つまり,残り日数は 0.375 × 400 = 150 日 である。