必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. 応用情報技術者
  3. 平成26年度春季問題一覧
  4. 平成26年度春季問題17-解答・解説-分析

平成26年度春季問題

問題17

CPUスケジューリングにおけるラウンドロビンスケジューリング方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。

自動制御システムなど、リアルタイムシステムのスケジューリングに適している。
タイマ機能のないシステムにおいても、簡単に実現することができる。
タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
タスクに優先順位をつけることによって、容易に実現することができる。

CPUスケジューリングにおけるラウンドロビンスケジューリング方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。

自動制御システムなど、リアルタイムシステムのスケジューリングに適している。
タイマ機能のないシステムにおいても、簡単に実現することができる。
タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
タスクに優先順位をつけることによって、容易に実現することができる。

解答:ウ

<解説>

ラウンドロビン方式とは、プロセスに一定の長さのCPU使用時間(タイムクォンタム)を与え、その時間を使い切ったプロセスはタイマ割り込みによってCPUの使用を中断させて待ち行列の最後に回し、待ち行列の先頭のプロセスに次のCPU資源を割り当てるという形式でスケジューリングを行う。

ラウンドロビン方式ではすべてのプロセスが平等に扱われる。

× リアルタイムシステムでは優先度順のスケジューリングが適している。ラウンドロビンスケジューリング方式では優先度順という概念がない。
× ラウンドロビンスケジューリング方式にはタイマ機能が必要である。
ラウンドロビンスケジューリング方式は、タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
× 到着順位やタイムスライスの管理が必要である。

キーワード