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平成28年度秋季問題

問題22

音声を標本化周波数10kHz、量子化ビット数16ビットで4秒間サンプリングして音声データを取得した。 この音声データを、圧縮率1/4のADPCMを用いて圧縮した場合のデータ量は何kバイトか。 ここで、1kバイトは1,000バイトとする。

10
20
80
160

音声を標本化周波数10kHz、量子化ビット数16ビットで4秒間サンプリングして音声データを取得した。 この音声データを、圧縮率1/4のADPCMを用いて圧縮した場合のデータ量は何kバイトか。 ここで、1kバイトは1,000バイトとする。

10
20
80
160

解答:イ

<解説>

ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)は,アナログ音声をディジタル信号に変換するPCM を改良した方式である。

人間の音声など,自然界の音は大きさが連続していることを利用して,直前の音声データの整数値との差分を記録することで,データ量を削減している。
本問では,10kHz の標本化周波数で,量子化ビット数16 ビット= 2 バイトでサンプリングするので,1 秒間に10k×2 = 20k バイトのデータ量になる。

これを4 秒間実行したときの音声データ量は,20k×4 = 80k バイ トです。

この音声データを,圧縮率1 / 4 のADPCM で圧縮するので,80k×1 / 4 = 20k バイト(イ)のデータ量となる。