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平成29年度春季問題
問題62
事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として、適切なものはどれか。
ア | 活動全体を複数のプロジェクトの結合対と捉え、複数のプロジェクトの連携、統合、相互作用を通じて価値を高め、機能全体の戦略の実現を図る。 |
イ | 個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって、プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。 |
ウ | システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって、開発リスクを低減し、投資効果の最大化を図る。 |
エ | リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって、組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。 |
事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として、適切なものはどれか。
ア | 活動全体を複数のプロジェクトの結合対と捉え、複数のプロジェクトの連携、統合、相互作用を通じて価値を高め、機能全体の戦略の実現を図る。 |
イ | 個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって、プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。 |
ウ | システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって、開発リスクを低減し、投資効果の最大化を図る。 |
エ | リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって、組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。 |
解答:ア
<解説>
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)では,プログラムとプログラムマネジメントを下記のように定義している。
プログラムとは、「プロジェクトを個々にマネジメントすることでは得られない成果価値とコントロールを実現するために、調和のとれた方法でマネジメントされる相互に関連するプロジェクトのグループである」と定義されています。
プログラムマネジメントとは、「プログラムの戦略目標と成果価値を達成するために、調和を保ちつつ一元的にプログラムをマネジメントすること」と定義されています。
プログラムマネジメントは、同時並行的に進められている相互に関連するプロジェクト群を管理するプロセスであり、プロジェクトマネジメントの上に位置する。
ア | ○ | 複数のプロジェクトを一つの結合体として、プロジェクト間をまとめていくのがプログラムマネジメントである。 |
イ | × | WBSなどを用いてプロジェクトを細分化する。 |
ウ | × | プログラムマネジメントは、プログラム言語や開発手法とは関係がない。 |
エ | × | PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)に関する説明である。 |
したがって、アが正解である。
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