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平成31年度春季問題
問題58
システム監査における“監査手続”として、最も適切なものはどれか。
ア | 監査計画の立案や監査業務の進捗管理を行う手順 |
イ | 監査結果を受けて、監査報告書に監査人の結論や指摘事項を記述する手順 |
ウ | 監査項目について、十分かつ適切な証拠を入手するための手順 |
エ | 監査テーマに合わせて、監査チームを編成する手順 |
システム監査における“監査手続”として、最も適切なものはどれか。
ア | 監査計画の立案や監査業務の進捗管理を行う手順 |
イ | 監査結果を受けて、監査報告書に監査人の結論や指摘事項を記述する手順 |
ウ | 監査項目について、十分かつ適切な証拠を入手するための手順 |
エ | 監査テーマに合わせて、監査チームを編成する手順 |
解答:ウ
<解説>
システム監査は,組織体の情報システムにまつわるリスクに対するコントロールがリスクアセスメントに基づいて適切に整備·運用されているかを,独立かつ専門的な立場のシステム監査人が検証または評価することによって,保証を与えあるいは助言を行い,IT ガバナンスの実現に寄与することにある。
IT ガバナンスは,“企業が,IT に関する企画·導入·運営及び活用を行うに当たって,すべての活動,成果及び関係者を適正に統制し,目指すべき姿へと導くための仕組みを組繊に組み込むこと,または,組み込まれた状態”(経済産業省の「IT 経営ボータル」)である。
ア | × | 監査計画の立案は,監査の実施前に行われるべき事項である。また,進歩管理は,監査の実施に伴って発生するものなので,予備調査や本調査の手続きで実施される。 |
イ | × | 監査報告書作成の手続きである。 |
ウ | ○ | 監査手続きは,監査項目について,十分な監査証拠を入手するための手続きである。監査証拠は,システム監査人の監査意見を立証するために必要な証拠資料や事実である。 |
エ | × | 監査チームは,監査を行う1人以上の集団である。監査チームの結成は,監査手続きに先立って行われるので,監査計画の手続きである。 |
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