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平成16年度秋季問題

問題37

スループットに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ジョブとジョブの実行の間にオペレータが介入することによってシステムに遊休時間が生じても、スループットには影響を及ぼさない。
スループットは CPU 性能の指標であり、入出力の速度、オーバヘッド時間などによって影響を受けない。
多重プログラミングはターンアラウンドタイムの短縮に貢献するが、スループットの向上にはあまり役立たない。
プリンタヘの出力を一時的に磁気ディスク装置へ保存するスプーリングは、スループットの向上に役立つ。

スループットに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ジョブとジョブの実行の間にオペレータが介入することによってシステムに遊休時間が生じても、スループットには影響を及ぼさない。
スループットは CPU 性能の指標であり、入出力の速度、オーバヘッド時間などによって影響を受けない。
多重プログラミングはターンアラウンドタイムの短縮に貢献するが、スループットの向上にはあまり役立たない。
プリンタヘの出力を一時的に磁気ディスク装置へ保存するスプーリングは、スループットの向上に役立つ。

解答:エ

<解説>

スループットとは、単位時間あたりの処理能力のことである。コンピュータが単位時間内に処理できる命令の数や、通信回線の単位時間あたりの実効転送量などを意味する。

× ジョブとジョブの実行の間にオペレータが介入することによってシステムに遊休時間が生じると、スループットは低下する。
× スループットは CPU 性能の指標指標ではない。
× 多重プログラミングによってスループットは向上する。
スプーリングはスループットを向上させる代表的な技術である。