必ず受かる情報処理技術者試験

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平成17年度春季問題

問題4

数多くの数値の加算を行う場合、絶対値の小さなものから順番に計算するとよい。これは、どの誤差を抑制する方法を述べたものか。

アンダフロー
打切り誤差
けた落ち
情報落ち

数多くの数値の加算を行う場合、絶対値の小さなものから順番に計算するとよい。これは、どの誤差を抑制する方法を述べたものか。

アンダフロー
打切り誤差
けた落ち
情報落ち

解答:エ

<解説>

× アンダフローとは、演算結果が、扱える数値の最小値を超えることによって生じる誤差である。演算結果が、扱える数値の最大値を超えることによって生じる誤差のことをまたオーバーフローという。
× 繰り返しの計算をある条件で打ち切ることによって生じる誤差である。
× 対値がほぼ等しい数値の加減算において,上位の有効数字が失われることによって生じる誤差である。
浮動小数点の加算において、一方の数値の下位のけたが欠落することで起きる誤差である。数多くの数値の加算を行う場合、絶対値の小さなものから順番に計算をすることで、情報落ちの誤差を少なくすることができる。