必ず受かる情報処理技術者試験

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平成17年度春季問題

問題31

クライアントサーバシステムにおいてデータベースをアクセスする際に、利用頻度の高い命令群をあらかじめサーバに用意しておくことによって、ネットワーク負荷を軽減できる機能はどれか。

2相コミットメント機能
グループコミットメント機能
サーバプロセスのマルチスレッド機能
ストアドプロシージャ機能

クライアントサーバシステムにおいてデータベースをアクセスする際に、利用頻度の高い命令群をあらかじめサーバに用意しておくことによって、ネットワーク負荷を軽減できる機能はどれか。

2相コミットメント機能
グループコミットメント機能
サーバプロセスのマルチスレッド機能
ストアドプロシージャ機能

解答:エ

<解説>

× 2相コミットメント機能は、ネットワークに接続した複数のコンピュータに分散して配置したデータベースを更新するときに,更新処理の同期をとるための仕組み。
× グループコミットメント機能は、ネットワーク環境で処理要求が同時に発生した場合に複数の処理をまとめることによってネットワークの負荷を軽減する仕組み。
× サーバプロセスのマルチスレッド機能は、同一プログラムを独立した複数の処理に分割し、並行処理することによって、処理を向上させる機能のこと。
ストアドプロシージャ機能は、データベースに対する一連の処理手順を一つのプログラムにまとめ、データベース管理システムに保存したもの。通常のようにSQL文を一つずつ送るのに比べて、ネットワークのトラフィックを削減できる。また、サーバ上で構文解析や機械語への変換を前もって終わらせておくため、処理時間の軽減にもつながる。