必ず受かる情報処理技術者試験

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平成21年度春季問題

問題43

生体認証システムを導入するときに考慮すべき点として,最も適切なものはどれか。

システムを誤作動させるデータを無害化する機能をもつライブラリを使用する。
パターンファイルの頻繁な更新だけでなく,ヒューリスティックなど別の手段を組み合わせる。
本人のディジタル証明書を信頼できる第三者機関に発行してもらう。
本人を誤って拒否する確率と他人を誤って許可する確率の双方を勘案して装置を調整する。

生体認証システムを導入するときに考慮すべき点として,最も適切なものはどれか。

システムを誤作動させるデータを無害化する機能をもつライブラリを使用する。
パターンファイルの頻繁な更新だけでなく,ヒューリスティックなど別の手段を組み合わせる。
本人のディジタル証明書を信頼できる第三者機関に発行してもらう。
本人を誤って拒否する確率と他人を誤って許可する確率の双方を勘案して装置を調整する。

解答:エ

<解説>

バイオメトリクス認証(生体認証)とは、指紋や眼球の虹彩、声紋などの身体的特徴によって本人確認を行う認証方式のことである。暗証番号やパスワードなどに比べ、原理的に極めて「なりすまし」にくい。

  • FRR(本人拒否率:False Reject Rate)は、間違って本人を拒否する割合
  • FAR(他人受入率:False Accept Rate)は、間違って他人を受け入れてしまう場合

FRRとFARには相関関係があり,片方の比率を下げるともう片方の比率が上がるので双方を勘案して装置を調整する必要がある。