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平成22年度春季解答
問題86
サーバの仮想化技術に関する記述として、適切なものはどれか。
ア | 1台のコンピュータ上で複数の仮想的なサーバを動作させるための技術 |
イ | 公衆回線を経由してサーバにアクセスする際、公衆回線を仮想的に専用回線であるかのように利用する技術 |
ウ | コンピュータグラフィックスや音響技術を駆使して、仮想的に現実感をもつ空間を作り出す機能をサーバにもたせるための技術 |
エ | サーバにおいて、ハードディスクを仮想的に主記憶装置の代わりとして利用するための技術 |
解答:ア
<解説>
サーバの仮想化技術とは、1台のサーバコンピュータを複数台の仮想的なコンピュータに分割し、それぞれに別のOSやアプリケーションソフトを動作させる技術のことである。
ア | ○ | サーバの仮想化技術に関する説明である。 |
イ | × | VPN(Virtual Private Network)に関する説明である。 |
ウ | × | バーチャルリアリティに関する説明である。 |
エ | × | 仮想記憶に関する説明である。 |
問題87
攻撃者が、システムの利用者になりすましてシステム管理者に電話をかけ、パスワードを忘れたと言ってパスワードを初期化してもらい、システムに侵入した。このような行為を何というか。
ア | DoS攻撃 |
イ | 総当たり攻撃 |
ウ | ソーシャルエンジニアリング |
エ | バックドア |
解答:ウ
<解説>
ア | × | DoS攻撃とは、大量の無意味なデータを送りつけるなどしてサーバーに意図的に負荷をかけ,サービスを正常に提供できなくする攻撃のことである。 |
イ | × | 総当たり攻撃とは、暗号や暗証番号などで理論的にありうるパターン全てを入力し解読する暗号解読法のことである。 |
ウ | ○ | ソーシャルエンジニアリングは、物理的手段によって、IDやパスワードなどの情報を獲得する行為のことである。 具体的には、電話でユーザーになりすましてパスワードを聞き出す行為などを指す。 |
エ | × | バックドアとは、一度侵入に成功した攻撃者が、後から何度も侵入するために仕掛けておく秘密の入り口のことである。 |
問題88
音声信号をディジタル化する。図の時刻1から時刻5のタイミングで標本化を行い、4段階に量子化(標本点に最も近い段階を選択)を 行った。その後2ビットで符号化を行った。結果は“11 01 00 10 11"であった。同じ手法でディジタル化を行うと“01 00 10 11 01"となる音声信号を示す図はどれか。
解答:イ
<解説>
下図より、ディジタル化を行うと“01 00 10 11 01"となる音声信号を示す図はイである。
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