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平成25年度春季解答
問題21
電子レンジ,炊飯器などの家電製品に組み込まれているコンピュータの総称として,適切なものはどれか。
ア | スーパーコンピュータ |
イ | パーソナルコンピュータ |
ウ | マイクロコンピュータ |
エ | ミニコンピュータ |
解答:ウ
<解説>
ア | × | スーパーコンピュータとは、科学技術計算を主要目的とする大規模コンピュータである。 |
イ | × | パーソナルコンピュータとは、一般的に、個人使用が想定された比較的簡易・廉価な小型コンピュータの総称である。 |
ウ | ○ | マイクロコンピュータ とは、 中央処理装置や記憶装置などを,一個から数個の LSI チップによって実現した,ごく小型のコンピューターのことである。また、最近では家電製品などの制御に用いられる組み込み用小型コンピュータをマイコンと呼ぶこともある。 |
エ | × | ミニコンピュータとは、1960年代から90年代頃まで存在したコンピュータの製品カテゴリーの一つで、当時の大型コンピュータより小型で安価なコンピュータのことである。 |
問題22
事業部制組織を説明したものはどれか。
ア | 構成員が,自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属する組織である。 |
イ | 購買・生産・販売・財務などの仕事の性質によって,部門を編成した組織である。 |
ウ | 特定の課題のもとに各部門から専門家を集めて編成し,期間と目標を定めて活動する一時的かつ柔軟な組織である。 |
エ | 利益責任と業務遂行に必要な職能を,製品別,顧客別又は地域別にもつことによって,自己完結的な経営活動ができる組織である。 |
解答:エ
<解説>
ア | × | マトリックス組織である。 |
イ | × | 職能別組織である。 |
ウ | × | プロジェクト組織である。 |
エ | ○ | 事業部制組織である。 |
問題23
ソフトウェアライフサイクルを,企画,要件定義,開発,運用のプロセスに区分したとき,要件定義プロセスで明確にする項目はどれか。
ア | システムを開発する目的 |
イ | ソフトウェア構成品目ごとの機能と能力 |
ウ | データベースの構造 |
エ | 利害関係者のニーズと要望事項 |
解答:エ
<解説>
ア | × | 企画プロセスで明確にする項目である。 |
イ | × | 開発プロセスで明確にする項目である。 |
ウ | × | 開発プロセスで明確にする項目である。 |
エ | ○ | 用件定義プロセスで明確にする項目である。 |
問題24
SWOT分析の説明として,適切なものはどれか。
ア | 企業を取り巻く外的環境に潜む機会及び脅威,企業がもつ強み及び弱みを分析することによって,企業活動の今後の方向性を導き出すための手法である。 |
イ | 財務の視点,顧客の視点,業務プロセスの視点,学習と成長の視点から企業の業績をバランスよく評価・分析するための手法である。 |
ウ | 自社の活動が顧客にとって最終的にどのような価値を生み出し,それは顧客を満足させられるかという観点から企業活動をデザインする手法である。 |
エ | 市場の成長率とマーケットシェアの二つの定量的項目で作られたマトリックスに事業をプロットし,経営資源の分配を最適化を行う手法である。 |
解答:ア
<解説>
ア | ○ | SWOT分析の説明である。 |
イ | × | バランススコアカードの説明である。 |
ウ | × | バリューチェーンの説明である。 |
エ | × | PPMの説明である。 |
問題25
他社に損害を与える目的で,他社のサービス名と類似したドメイン名を取得して使用するような行為を禁止している法律はどれか。
ア | 個人情報保護法 |
イ | 電気通信事業法 |
ウ | 不正アクセス行為の禁止等に関する法律 |
エ | 不正競争防止法 |
解答:エ
<解説>
ア | × | 個人情報保護法とは、個人の権利と利益を保護するために、個人情報を取扱う事業者に対して個人情報の取り扱い方法を定めた法律である。 |
イ | × | 電気通信事業法とは、電気通信事業の競争が公正に行われること、それによって国民の利便が向上することを目的としてつくられた法律である。 |
ウ | × | 不正アクセス行為の禁止等に関する法律とは、不正アクセス行為や、不正アクセス行為につながる識別符号の不正取得・保管行為、不正アクセス行為を助長する行為等を禁止する法律である。 |
エ | ○ | 不正競争防止法とは、公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止を目的として設けられた法律のことである。 不正競争防止法では、平成13年改正において、新たにドメイン名に関わる不正競争を一類型として認めた。 |
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