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平成21年度秋季解答
問題21
レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントで接続を許可する仕組みはどれか。
ア | DHCP |
イ | Webシングルサインオン |
ウ | 認証VLAN |
エ | パーソナルファイアウォール |
解答:ウ
<解説>
ア | × | DHCPとは、インターネットなどのネットワークに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。 |
イ | × | Webシングルサインオンとは、シングルサインオンとは、複数のサーバやアプリケーションを利用する際に必要なID/パスワードの認証を、1度の認証手続きだけで済ませてしまうようにする技術である。 |
ウ | ○ | 認証VLANは、不正ユーザや持ち込みPCのLAN接続を排除する高セキュリティのLANソリューションである。機密情報などに対してより強固なアクセス制限を実施することが可能である。 |
エ | × | パーソナルファイアウォールとは、個人向けのファイアウォール製品。自宅でインターネットにブロードバンド接続しているようなユーザが、ウイルスやクラッカーなどの脅威から身を守るために導入する。 |
問題22
シリアルATAの説明として、適切なものはどれか。
ア | PCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、キーボード、マウス、スピーカ、プリンタ、CD-RWドライブなど多岐に渡る周辺装置を接続する。 |
イ | PCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、磁気ディスク装置、DVDドライブなどの高速な周辺装置を接続する。 |
ウ | PCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、ルータ又はモデムを接続する。 |
エ | PCとディジタルAV機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、セットトップボックス、DVDプレーヤなどを接続する。 |
解答:イ
<解説>
シリアルATAは、コンピュータにハードディスク、SSDや光学ドライブを接続する為のインタフェース規格である。
ア | × | USBの説明である。 |
イ | ○ | シリアルATAの説明である。 |
ウ | × | RS-232Cの説明である。 |
エ | × | HDMIの説明である。 |
問題23
シンクライアントシステムの利点のうち、適切なものはどれか。
ア | アプリケーションが使用する主記憶のフラグメンテーションが起こりにくいので、応答性が向上する。 |
イ | サーバ側でアプリケーションやデータを管理するので、セキュリティが強化できる。 |
ウ | システムが利用するネットワーク資源が減るので、通信費を削減できる。 |
エ | データを保管する費用が減るので、サーバへの投資を削減できる。 |
解答:イ
<解説>
シンクライアントとは、ユーザーが使うクライアント端末に必要最小限の機能のみ持たせ、ほとんどの処理をサーバ側に集中させるシステムの総称である。
ア | × | サーバ側で全部のアプリケーションやデータを保持するので、サーバ上での読み書きが多く発生する。その結果、主記憶のフラグメンテーション【断片化】が起こりやすくなる。 |
イ | ○ | シンクライアントでは、ユーザが使う端末にはデータを持たないので情報流出を防ぐことができる。 |
ウ | × | サーバ側で全部のアプリケーションやデータを保持するので、システムが利用するネットワーク資源は増える。よって、通信費は削減できない。 |
エ | × | サーバ側で全部のアプリケーションやデータを保持するので、サーバの性能は優れている方がよい。よってサーバへの投資は削減できない。 |
問題24
ブラックボックステストのテストデータの作成方法のうち、最も適切なものはどれか。
ア | 稼動中のシステムから実データを無作為に抽出し、テストデータを作成する。 |
イ | 機能仕様から同値クラスや限界値を識別し、テストデータを作成する。 |
ウ | 業務で発生するデータの発生頻度を分析し、テストデータを作成する。 |
エ | プログラムの流れ図から、分岐条件に基づいたテストデータを作成する。 |
解答:イ
<解説>
ブラックボックステストとは、システムの内部構造とは無関係に、外部から見た機能を検証するプログラムのテスト方法。入力と出力だけに着目し、様々な入力に対して仕様書通りの出力が得られるかどうかを確認する。
ア | × | テストデータは計画的に作成しなけらばならない。無作為に抽出しテストデータを作成してはいけない。 |
イ | ○ | ブラックボックステストの説明である。 |
ウ | × | 業務で発生するデータの発生頻度を分析し、発生頻度の高いテストデータだけでテストをすると発生頻度の低いテストデータのテストができない。 |
エ | × | ホワイトボックステストの分岐網羅である。 |
問題25
開発した製品で利用している新規技術に関して特許の出願を行った。日本において特許権の取得が可能なものはどれか。
ア | 学会で技術内容を発表した日から11か月目に出願した。 |
イ | 顧客と守秘義務の確認を取った上で技術内容を説明した後、製品発表前に出願した。 |
ウ | 製品に使用した暗号の生成式を出願した。 |
エ | 製品を発売した後に出願した。 |
解答:イ
<解説>
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