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平成22年度秋季解答
問題11
IPv6においてIPv4から仕様変更された内容の説明として、適切なものはどれか。
ア | IPヘッダのTOSフィールドを使用し、特定のクラスのパケットに対する資源予約ができるようになった。 |
イ | IPヘッダのアドレス空間が、32ビットから64ビットに拡張されている。 |
ウ | IPヘッダのチェックサムフィールドを追加し、誤り検出機能を強化している。 |
エ | IPレベルのセキュリティ機能(IPsec)である認証と改ざん検出機能がサポート必須となり、パケットを暗号化したり送信元を認証したりすることができる。 |
解答:エ
<解説>
問題12
クラスDのIPアドレスを使用するのはどの場合か。
ア | 端末数が250台程度までの比較的小希望なホストアドレスを割り振る。 |
イ | 端末数が65,000台程度の中規模なホストアドレスを割り振る。 |
ウ | プライベートアドレスを割り振る。 |
エ | マルチキャストアドレスを割り振る。 |
解答:エ
<解説>
問題13
RSVPの説明として、適切なものはどれか。
ア | IPネットワークにおいて、ホスト間通信の伝送帯域を管理するためのプロトコルである。 |
イ | LANシステムにおいて、物理的なケーブルやノードの接続形態に依存せず、ノードを任意に論理的なグループに分ける技術である。 |
ウ | PPPによるデータリンクを複数束ねることができるように拡張したプロトコルである。 |
エ | リモートアクセスを利用する利用者の認証を行うためのプロトコルである。 |
解答:ア
<解説>
問題14
TCPのコネクション確立方式である3ウェイハンドシェイクを表す図はどれか。
解答:ア
<解説>
問題15
クラスCのIPアドレスを分割して、10個のサブネットを使用したい。 ホスト数が最も多くなるように分割した場合のサブネットマスクはどれか。
ア | 255.255.255.192 |
イ | 255.255.255.224 |
ウ | 255.255.255.240 |
エ | 255.255.255.248 |
解答:ウ
<解説>
問題文では,「10 個の同じ大きさのサブネット」を使用するので,サブネッ ト部は4 ビット(24 - 2 = 14)以上あればよいことになります。ただし,ホスト部のビット数を最も大きくして,ホスト数が最も多くなるように分割するには,サブネット部のビット数を必要最低限の4 ビットのみにする。
クラスC(ネットワーク部= 24 ビット)のIP アドレスにおいてサブネッ ト部に4 ビットを設定した場合,サブネットマスクの値は次のようになる。
したがって、ウ
が正解である。
1111 1111.1111 1111.1111 1111.1111 0000
= 255.255.255.240
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