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平成22年度春季問題

問題10

JIS X 0129-1で定義されたソフトウェアの品質特性の説明のうち、適切なものはどれか。

機能性とは、ソフトウェアが、指定された条件の下で利用されるときに、明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供するソフトウェア製品の能力のことである。
効率性とは、指定された条件の下で利用するとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的であるソフトウェア製品のことである。
信頼性とは、明示的な条件の下で、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフトウェア製品の能力である。
保守性とは、指定された条件の下で利用するとき、指定された達成水準を維持するソフトウェア製品の能力のことである。

JIS X 0129-1で定義されたソフトウェアの品質特性の説明のうち、適切なものはどれか。

機能性とは、ソフトウェアが、指定された条件の下で利用されるときに、明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供するソフトウェア製品の能力のことである。
効率性とは、指定された条件の下で利用するとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的であるソフトウェア製品のことである。
信頼性とは、明示的な条件の下で、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフトウェア製品の能力である。
保守性とは、指定された条件の下で利用するとき、指定された達成水準を維持するソフトウェア製品の能力のことである。

解答:ア

<解説>

JIS X 0129-1は、ソフトウェアの品質の考え方を示すものである。

内部品質および外部品質の特性としては次の6特性がある。

機能性(functionality)
ソフトウェアが、指定された条件の下で利用されるときに、明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供するソフトウェア製品の能力
副特性:合目的性,正確性,相互運用性,セキュリティ,機能性標準適合性
信頼性(reliability)
指定された条件下で利用するとき、指定された達成水準を維持するソフトウェア製品の能力
副特性:成熟性,障害許容性,回復性,信頼性標準適合性
使用性(usability)
指定された条件の下で利用するとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的であるソフトウェア製品の能力
副特性:理解性,習得性,運用性,魅力性,使用性標準適合性
効率性(efficiency)
明示的な条件の下で、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフトウェア製品の能力
副特性:時間効率性,資源効率性,効率性標準適合性
保守性(maintainability)
修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力。修正は、是正若しくは向上、又は環境の変化、要求仕様の変更及び機能仕様の変更にソフトウェアを適応させることを含めてもよい。
副特性:解析性,変更性,安定性,試験性,保守性標準適合性
移植性(Portability)
ある環境から他の環境に移すためのソフトウェア製品の能力。
副特性:環境適応性,設置性,共存性,置換性,移植性標準適合性
機能性とは、ソフトウェアが、指定された条件の下で利用されるときに、明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供するソフトウェア製品の能力のことである。
× 使用性とは、指定された条件の下で利用するとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的であるソフトウェア製品のことである。
× 効率性とは、明示的な条件の下で、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフトウェア製品の能力である。
× 信頼性とは、指定された条件の下で利用するとき、指定された達成水準を維持するソフトウェア製品の能力のことである。