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平成27年度春季問題
問題21
非機能要件の使用性に該当するものはどれか。
ア | 4時間以内のトレーニングを受けることで、新しい画面を操作できるようになること |
イ | 業務のピーク時であっても、8時間以内で夜間バッチ処理を完了できること |
ウ | 現行のシステムから新システムに72時間以内で移行できること |
エ | 地震などの大規模災害であっても、144時間以内にシステム復旧できること |
非機能要件の使用性に該当するものはどれか。
ア | 4時間以内のトレーニングを受けることで、新しい画面を操作できるようになること |
イ | 業務のピーク時であっても、8時間以内で夜間バッチ処理を完了できること |
ウ | 現行のシステムから新システムに72時間以内で移行できること |
エ | 地震などの大規模災害であっても、144時間以内にシステム復旧できること |
解答:ア
<解説>
機能要件とは,システムを使って実現したいことを説明したものであり,非機能要件とは,そのシステムの機能を問題なく利用し続けるには,どのような品質が必要かを説明したものである。
IPAによる「非機能要求グレード」ではシステムに関する非機能要件は,
可用性 | : | システムを継続利用するための要件です。 機器の冗長化や運用スケジュール、障害時の復旧方法などを定義します。 |
性能·拡張性 | : | システムの処理性能および拡張に関する要件です。 構築するシステムで処理するトランザクション数や利用ユーザー数、負荷などを決めます。また、将来のキャパシティ・プランニングを検討します。 |
運用·保守性 | : | システムの運用・保守に関する要件です。 システムの監視方法やバックアップ方法、問題発生時の体制などを決めておきます。 |
移行性 | : | 現行システムからの移行に関する要件です。 新システムへ移行するための移行期間、移行体制、移行リハーサルなど、移行計画についての要件を定義します。 |
セキュリティ | : | システムのセキュリティ確保について定義します。 アクセス制限や不正検知・監視の方法、システム運用者に対する情報セキュリティ教育について定義します。 |
システム環境·エコロジ | : | システムを設置する環境・エコロジーに関する要件を定義します。 環境負荷を低減する構成や、電気設備・規格の適合性について定義します。 |
の大きく6つに分類されている。
ア | ○ | 習得のしやすさを指しており,運用·保守性に含まれる習得性に該当する。 |
イ | × | 性能·拡張性に該当する。 |
ウ | × | 移行性に該当する。 |
エ | × | 可用性に該当する。 |
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