必ず受かる情報処理技術者試験

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平成27年度春季問題

問題22

不正競争防止法で保護されるものはどれか。

特許を取得した発明
頒布されている独自のシステム開発手順書
秘密として管理している、事業活動用の非公開の顧客名簿
秘密としての管理していない、自社システムを開発するための重要な設計書

不正競争防止法で保護されるものはどれか。

特許を取得した発明
頒布されている独自のシステム開発手順書
秘密として管理している、事業活動用の非公開の顧客名簿
秘密としての管理していない、自社システムを開発するための重要な設計書

解答:ウ

<解説>

不正競争防止法は、公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止を目的として設けられた法律のことである。

主に次の行為が規制されている。

  • 有名な商標・デザイン・ロゴに類似したものを使うこと
  • 他社の商品を真似すること
  • 営業秘密を不正に取得すること
  • 商品の原産地,品質,内容,製造方法を誤認させること

不正競争防止法では、企業が持つ秘密情報が不正に持ち出されるなどの被害にあった場合に、民事上・刑事上の措置をとることができる。

しかし、そのためには、その秘密情報が、不正競争防止法上の「営業秘密」として管理されていることが必要である。

× 特許を取得した発明は、特許法で保護される。
× 頒布されているものは対象とならない
秘密として管理している、事業活動用の非公開の顧客名簿
× 秘密としての管理していない物は対象とならない。