必ず受かる情報処理技術者試験

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令和2年度秋季問題

問題18

基幹業務システムの構築及び運用において,データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)を別々に任命した場合のDAの役割として,適切なものはどれか。

業務データ量の増加傾向を把握し,ディスク装置の増設などを計画して実施する。
システム開発の設計工程では,主に論理データベース設計を行い,データ項目を管理して標準化する。
システム開発のテスト工程では,主にパフォーマンスチューニングを担当する。
システム障害が発生した場合には,データの復旧や整合性のチェックなどを行う。

基幹業務システムの構築及び運用において,データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)を別々に任命した場合のDAの役割として,適切なものはどれか。

業務データ量の増加傾向を把握し,ディスク装置の増設などを計画して実施する。
システム開発の設計工程では,主に論理データベース設計を行い,データ項目を管理して標準化する。
システム開発のテスト工程では,主にパフォーマンスチューニングを担当する。
システム障害が発生した場合には,データの復旧や整合性のチェックなどを行う。

解答:イ

<解説>

  • 「データ管理者(DA:Data Administrator)」:情報資源を管理する役割を担う。情報システム全体のデータ資源を管理する役割を持ち、システム開発工程においては分析·論理設計といった上流フェーズを担当する。
  • 「データベース管理者(DBA:Data Base Administrator)」:データベースを計画・分析・設計・運用・保守する役割を担う。データの器となるデータベースの構築と維持を行う役割を持ち、システム開発工程では、実装·運用·保守といった中流以降のフェーズを担当する。
  • × ハードウェアの増強計画は、保守の時の話なので、DBAもしくはハードウェア専任者の役割である
    論理データベースの設計はDAの役割になる。
    × パフォーマンスチューニングは物理データベース設計なので実装時の話である。したがって、DBAの仕事となる。
    × 障害時の復旧や整合性チェックは、保守の時の話である。したがって、DBAの仕事となる。