必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. プロジェクトマネージャ 午前2
  3. 令和4年度秋季問題一覧
  4. 令和4年度秋季問題12-解答・解説-分析

令和4年度秋季問題

問題12

工場の生産能力を増強する方法として,新規システムを開発する案と既存システムを改修する案とを検討している。次の条件で,期待金額価値の高い案を採用するとき,採用すべき案と期待金額価値との組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,期待金額価値は,収入と投資額との差で求める。

工場の生産能力を増強する方法として,新規システムを開発する案と既存システムを改修する案とを検討している。次の条件で,期待金額価値の高い案を採用するとき,採用すべき案と期待金額価値との組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,期待金額価値は,収入と投資額との差で求める。

解答:ア

<解説>

新規システムを開発する案と既存システムを改修する案を「期待金額価値」によって判断する問題である。示された条件に従って,新規システム及び既存システム改修の「期待金額価値」を算出する。需要が拡大する確率及び需要が縮小する確率はどちらの場合でも共通であるので,それぞれの場合の収入見込み金額に確率を乗じて加算し,投資額を減じる。

  1. 新規システムを開発する場合
    収入=180×0.7+50×0.3=141(億円)
    期待金額価値=141-100=41(億円)
  2. 既存システムを改修する場合
    収入=120×0.7+40×0.3=96(億円)
    期待金額価値=96-50=46(億円)

期待金額価値の高い案は、「既存システムを改修する場合」となり、その金額はアである。