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令和4年度秋季問題
問題14
JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)-システム及びソフトウェア品質モデル)で規定された品質副特性の説明のうち、信頼性の品質副特性の説明はどれか。
ア | 製品又はシステムが,それらを運用操作しやすく,制御しやすくする属性をもっている度合い |
イ | 製品若しくはシステムの一つ以上の部分への意図した変更が製品若しくはシステムに与える影響を総合評価すること,欠陥若しくは故障の原因を診断すること,又は修正しなければならない部分を識別することが可能であることについての有効性及び効率性の度合い |
ウ | 中断時又は故障時に, 製品又はシステムが直接的に影響を受けたデータを回復し, システムを希望する状態に復元することができる度合い |
エ | 二つ以上のシステム, 製品又は構成要素が情報を交換し, 既に交換された情報を使用することができる度合い |
JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)-システム及びソフトウェア品質モデル)で規定された品質副特性の説明のうち、信頼性の品質副特性の説明はどれか。
ア | 製品又はシステムが,それらを運用操作しやすく,制御しやすくする属性をもっている度合い |
イ | 製品若しくはシステムの一つ以上の部分への意図した変更が製品若しくはシステムに与える影響を総合評価すること,欠陥若しくは故障の原因を診断すること,又は修正しなければならない部分を識別することが可能であることについての有効性及び効率性の度合い |
ウ | 中断時又は故障時に, 製品又はシステムが直接的に影響を受けたデータを回復し, システムを希望する状態に復元することができる度合い |
エ | 二つ以上のシステム, 製品又は構成要素が情報を交換し, 既に交換された情報を使用することができる度合い |
解答:ウ
<解説>
JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)ーシステム及びソフトウェア品質モデル)では,システム及びソフトウェア製品品質を,次のように八つの品質特性と31 の品質副特性に分類している。なお,JIS X 25010 は,六つの品質特性を規定していたJIS X0129-1(ソフトウェア製品の品質一第1部:品質モデル)の後継の規格である。信頼性の品質副特性には,成熟性,可用性,障害許容性(耐故障性),回復性がある。
ア | × | 「運用操作しやすい」,「制御しやすい」属性は,使用性の品質副特性「運用操作性」の説明である。 |
イ | × | 保守性の品質副特性「解析性」である。 |
ウ | 〇 | これが信頼性の品質副特性になる。なお、品質副特性は「回復性」になる。 |
エ | × | 互換性の品質副特性「相互運用性」の説明である。 |
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