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平成21年度秋季解答
問題1
UMLのアクティビティ図の特徴はどれか。
ア | オブジェクト間のメッセージをやり取りが、時系列に表現できる。 |
イ | オブジェクト群の相互作用を示す協調関係が表現できる。 |
ウ | 現実のビジネスプロセスで生じる並行処理が表現できる。 |
エ | 一つのオブジェクトに着目して、その状態遷移が表現できる。 |
解答:ウ
<解説>
アクティビティ図は、アクティビティ(業務や処理の流れ)の実行順序や条件分岐などの流れを表現するダイアグラムである。
ア | × | シーケンス図の説明である。 |
イ | × | コミュニケーション図の説明である。 |
ウ | ○ | アクティビティ図の説明である。 |
エ | × | 状態遷移図の説明である。 |
問題2
図は、階層化されたDFDにおける、あるレベルのDFDの一部である。プロセス1を子プロセスに分割して詳細化したDFDのうち、適切なものはどれか。ここで、プロセス1の子プロセスは、プロセス1-1、1-2及び1-3と表す。
解答:イ
<解説>
DFDとは、システム間のデータの流れを、4つの記号を用いて示す図式化方式のことである。
問題のDFDでは、プロセス1の入力:2,出力:2である。
ア | × | 入力:1,出力:2である。 |
イ | ○ | 入力:2,出力:2である。 |
ウ | × | 入力:2,出力:1である。 |
エ | × | 入力:2,出力:2である。しかし、1-2に対する入力がない。 |
問題3
要求分析・設計技法のうち、BPMNの説明はどれか。
ア | イベント・アクティビティ・分岐・合流をオブジェクトと、フローを示す矢印などで構成された図によって、業務プロセスを表現する。 |
イ | 木構造に基づいた構造化ダイアグラムであり、トップダウンでの機能分割やブロック構造図、組織図などの表現に用いられる。 |
ウ | システムの状態が外部の信号や事象に対してどのように推移していくかを図で表現する。 |
エ | プログラムをモジュールに分割して表現し、モジュールの階層構造と編成、モジュール間のインタフェースを記述する。 |
解答:ア
<解説>
問題4
SQLインジェクション対策として実施するものはどれか。
ア | 入力データを送るときには、GETメソッドではなく、POSTメソッドを使う。 |
イ | 入力データを送る前に、利用者認証を行う。 |
ウ | 入力文字列をエスケープ処理して特殊文字を無効にする。 |
エ | プロトコルにHTTPSを使用してデータを暗号化する。 |
解答:ウ
<解説>
問題5
あるプログラム言語の解説書の中に次の記述がある。この記述中の“良いプログラム”がもっている特長はどれか。
このプログラム言語では、関数を呼び出すときに引数を保持するためにスタックが使用される。引数で受け渡すデータを、どの関数からでも参照できるよう共通域に移せば、スタックの使用料を減らすことができるが“良いプログラム”とはみなされないこともある。
ア | 実行するときのメモリの使用量が、一定以下に必ず収まる。 |
イ | 実行速度について、最適化が行われる。 |
ウ | プログラムの一部(モジュール)を変更しても、残りの部分への影響が少ない。 |
エ | プログラムのステップ数が少なく、分かりやすい。 |
解答:ウ
<解説>
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