必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. システムアーキテクト
  3. 平成26年度秋季問題一覧
  4. 平成26年度秋季問題22-解答・解説-分析

平成26年度秋季問題

問題22

データベースに媒体障害時の回復法はどれか。

障害発生時、異常終了したトランザクションをロールバックする。
障害発生時点でコミットしていたが、データベースの実更新がされていないトランザクションをロールフォワードする。
障害発生時点で、まだコミットもアボートもしていなかった全てのトランザクションをロールバックする。
バックアップコピーでデータベースを復元し、バックアップ取得以降にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。

データベースに媒体障害時の回復法はどれか。

障害発生時、異常終了したトランザクションをロールバックする。
障害発生時点でコミットしていたが、データベースの実更新がされていないトランザクションをロールフォワードする。
障害発生時点で、まだコミットもアボートもしていなかった全てのトランザクションをロールバックする。
バックアップコピーでデータベースを復元し、バックアップ取得以降にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。

解答:エ

<解説>

× トランザクション障害からの回復方法である。
× システム障害のうち、障害発生直前のチェックポイント後にコミットされたトランザクションに対する回復方法である。
× システム障害のうち、障害発生直前のチェックポイント後にコミットされていないトランザクションに対する回復方法である。

媒体装置に障害が発生しているので、媒体装置を代替し、その後次のようにデータベースを回復する。

  1. バックアップコピーを使って、データベースを復元する。
  2. バックアップコピーが取得されてから障害発生時までにコミットされた更新結果ははんえいされていないので、バックアップ取得時点以降のログの更新後情報を使って、順にデータベースの各レコードを更新して障害発生時の状態に回復する。