和両立である表R(ID，NAME)、S(NO，NAMAE)がある。
差集合R-Sを求めるSELECT文とするために、aに入れるべき適切な字句はどれか。
ここで、下線部は主キーを表す。
また、NAMEとNAMAEはNULL不可とする。

和両立である表R(ID，NAME)、S(NO，NAMAE)がある。
差集合R-Sを求めるSELECT文とするために、aに入れるべき適切な字句はどれか。
ここで、下線部は主キーを表す。
また、NAMEとNAMAEはNULL不可とする。

解答：イ

＜解説＞

和両立である関係とは,列数が同じであり,属 性(ドメイン)も同じであることを示します。 設問の差集合演算(R-S)は次の図のピンク部分に該当する。

つまり,Sと共通部分がないR 部分である。

R AS SELECT文の副問合せでは,「表SのNO列と表 RのID列が同一で,かつ表SのNAME列と表Rの NAME列が同一であるすべての行」を返す。

これは上記の図のAの部分に該当します。 さらに,図のピンク部分のみを抽出するには, 主問合せで表RからAの部分を除くための演算子が必要である。

「Aが存在しない」という条件を WHERE句の後に入れればよいので,空欄aには NOT EXISTS演算子が入る。

したがって,正解はイである。