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平成23年度秋季問題

問題5

RAIDにおいて、信頼性向上ではなく、性能向上だけを目的としたものはどれか。

RAID 0
RAID 1
RAID 3
RAID 5

RAIDにおいて、信頼性向上ではなく、性能向上だけを目的としたものはどれか。

RAID 0
RAID 1
RAID 3
RAID 5

解答:ア

<解説>

RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)とは、複数の記憶装置を用いて、全体を1つの記憶装置のように制御する仕組みのことで、0から5までの6段階のレベルがある。性能向上だけを目的とする方式はRAID0である。したがって、アが正解である。

RAID0
複数のディスクにデータを分散して読み書きし高速化したものである。(ストライピング)
RAID1
複数台のハードディスクに、同時に同じ内容を書き込む。(ミラーリング)
RAID2
ストライピング+エラー訂正用のハミング符号をディスクに書き込む。最低で5ドライブを必要とする。
RAID3
ストライピング+エラー修正用にパリティビットを1台のディスクに書き込む。
RAID4
RAID3のパリティビットの書き込みをブロック単位で行う。
RAID5
パリティビットもデータと同様に分散して書き込む。