次のテストで用いるテストケース設計法はどれか。読み込んだデータが正しくないときにエラーメッセージを出力するかどうかをテストしたい。プログラム仕様書を基に、正しくないデータのクラスを識別し、その中から任意の一つのデータを代表として選びテストケースとする。
      
        
          | ア | 原因結果グラフ | 
        
          | イ | 限界値分析 | 
        
          | ウ | 同値分割 | 
        
          | エ | 分岐網羅 | 
      
      
      
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        解答:ウ
                
          
            | ア | × | 原因結果グラフは、条件分岐による分岐を網羅する最低限の原因と結果の因果関係を表す因果グラフを作成し,これをもとにデシジョンテーブルに表し,テストケースを設計する手法である。 | 
          
            | イ | × | 限界値分析は、データの範囲内の値(上限値と下限値)と範囲外の値(上限値より少しだけ大きな値と下限値より少しだけ小さな値)のデータを使ってテストをする手法である。 | 
          
            | ウ | ○ | 同値分割は、テストデータとして正しいデータの範囲(有効同値クラス)と範囲外の値(無効同値クラス)に分類し、各データ範囲を代表する値をテストデータとする手法である。 | 
          
            | エ | × | 分岐網羅はホワイトボックス法のテストケースの一つ。分岐命令の真と偽の両方の分岐を網羅するテストデータによりテストをする手法である。 |