問題31
地域別に分かれている同じ構造の三つの商品表、“東京商品”、“名古屋商品”、“大阪商品”がある。次のSQL文と同等の結果が得られる関係代数式はどれか。
ここで、三つの商品表の主キーは“商品番号”である。
SELECT * FROM 大阪商品
WHERE 商品番号 NOT IN (SELECT 商品番号 FROM 東京商品)
UNION
SELECT * FROM 名古屋商品
WHERE 商品番号 NOT IN (SELECT 商品番号 FROM 東京商品)
| ア | (大阪商品 ∩ 名古屋商品)－東京商品 |
| イ | (大阪商品 ∪ 名古屋商品)－東京商品 |
| ウ | 東京商品－(大阪商品 ∩ 名古屋商品) |
| エ | 東京商品－(大阪商品 ∪ 名古屋商品) |
| ア | (大阪商品 ∩ 名古屋商品)-東京商品 |
| イ | (大阪商品 ∪ 名古屋商品)-東京商品 |
| ウ | 東京商品-(大阪商品 ∩ 名古屋商品) |
| エ | 東京商品-(大阪商品 ∪ 名古屋商品) |
解答・解説を見る
解答：イ
次のSQL文は次のようになる。
①SELECT * FROM 大阪商品
WHERE 商品番号 NOT IN (SELECT 商品番号 FROM 東京商品)
※①大阪商品テーブルを選択する。ただし、東京商品テーブルに存在する商品番号は除く
②UNION
※②和集合を作る
③SELECT * FROM 名古屋商品
WHERE 商品番号 NOT IN (SELECT 商品番号 FROM 東京商品)
※③名古屋商品テーブルを選択する。ただし、東京商品テーブルに存在する商品番号は除く
したがって、ベン図にすると、次のようになる。
これを関係式とすると、イ：(大阪商品 ∪ 名古屋商品)-東京商品になる。