OSのプロセス制御におけるプリエンプティブ方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 各プロセスがシステム資源を自主管理できるので、マルチプログラミングに向いている。 |
イ | ノンプリエンプティブ方式に比べて、コンテキスト切替えのためのオーバヘッドが小さい。 |
ウ | ノンプリエンプティブ方式に比べて、特定のプロセスがプロセッサを独占することが多い。 |
エ | プリエンプティブ方式を実現するには、OSがプロセスを強制的に切り替えて実行する機構が必要になる。 |
プロセッサは常に1つのプログラムしか実行できないため,マルチタスクでは,複数のプログラムを切り替えて実行しなければならない。このプログラムの切り替え方式には,「プリエンプティブ方式」と「ノンプリエンプティブ方式」がある。
ア | × | システム資源はプロセスではなく、OSによって管理される。 |
イ | × | プロセスの実行中に割り込みが多発するのでコンテキスト切り替えの回数が多くなりオーバヘッドも大きくなる。 |
ウ | × | ノンプリエンプティブ方式に比べて、特定のプロセスがプロセッサを独占することが少ない。 |
エ | ○ | 「プリエンプティブ方式」の説明である。 |