必ず受かる情報処理技術者試験

問題17

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

CPUスケジューリングにおけるラウンドロビンスケジューリング方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。

自動制御システムなど、リアルタイムシステムのスケジューリングに適している。
タイマ機能のないシステムにおいても、簡単に実現することができる。
タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
タスクに優先順位をつけることによって、容易に実現することができる。

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解答:ウ

ラウンドロビン方式とは、プロセスに一定の長さのCPU使用時間(タイムクォンタム)を与え、その時間を使い切ったプロセスはタイマ割り込みによってCPUの使用を中断させて待ち行列の最後に回し、待ち行列の先頭のプロセスに次のCPU資源を割り当てるという形式でスケジューリングを行う。

ラウンドロビン方式ではすべてのプロセスが平等に扱われる。

× リアルタイムシステムでは優先度順のスケジューリングが適している。ラウンドロビンスケジューリング方式では優先度順という概念がない。
× ラウンドロビンスケジューリング方式にはタイマ機能が必要である。
ラウンドロビンスケジューリング方式は、タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
× 到着順位やタイムスライスの管理が必要である。
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