必ず受かる情報処理技術者試験

問題43

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

家庭内で、PCを無線LANとブロードバンドルータを介してインターネットに接続するとき、期待できるセキュリティ上の効果の記述のうち、適切なものはどれか。

IPマスカレード機能による、インターネットからの不正侵入に対する防止効果
PPPoE機能による、経路上の盗聴に対する防止効果
WPA機能による、不正なWebサイトへの接続に対する防止効果
WPS機能による、インターネットからのウイルス感染に対する防止効果

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解答:ア

IPマスカレード機能とは、インターネットと直接通信ができるグローバルIPアドレス・TCP/UDPポート番号と、組織内のみで利用できるプライベートアドレス・TCP/UDPポート番号の変換を行う技術である。
IPマスカレード機能により、PCのプライベートアドレスが外部に漏れることはなくなるので、インターネットからの不正侵入に対する防止効果がある。
× PPPoE機能とは、PPP(Point to Point Protocol)(=一般的にダイヤルアップ接続において、ユーザIDとパスワードを用いて認証し、接続する際に用いられるプロトコル)の認証機能などを、一般にLANなどで使用されているEthernet上でも利用できるようにしたプロトコルである。データの暗号化の機能はない。
× WPA(Wi-Fi Protected Access)とは、Wi-Fi Alliance の監督下で行われている認証プログラム。
WPA機能では、経路上の盗聴を防止することはできるが、不正なWebサイトへの接続を防ぐことはできない。
× WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは、無線自動設定を簡単に行える機能である。
インターネットからのウイルス感染に対する防止効果はない。
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