システム監査報告書に記載された改善勧告に対する監査人の取組みに対する監査人のフォローアップとして、適切なものはどれか。
ア | 改善勧告に対する改善の実施を、被監査部門の長に指示する。 |
イ | 改善勧告に対する被監査部門の改善実施状況を確認する。 |
ウ | 改善勧告に対する被監査部門の改善実施プロジェクトの管理を行う。 |
エ | 改善勧告の内容を被監査部門に示し、改善実施計画を提出する。 |
システム監査人は、実施した監査の目的に応じた適切な形式の監査報告書を作成し、遅滞なく監査の依頼者に提出しなければならない。
監査報告書には、実施した監査の対象、実施した監査の概要、保証意見又は助言意見、制約又は除外事 項、指摘事項、改善勧告、その他特記すべき事項について、証拠との関係を示し、システム監査人が監査の 目的に応じて必要と判断した事項を明瞭に記載しなければならない。
ア | ○ | システム監査人には,改善勧告に対する改善を指示する。 |
イ | × | フォローアップとは,システム監査によって判明した被監査部門の問題点などについて,監査報告書に記載され被監査部門の長に提案された改善勧告の内容を,システム監査終了後に被監査部門が適切に実施しているかどうかを,システム監査人が定期的に確認・検証し,改善勧告の内容が適切に実施されていない場合は,改善を促すように指導することである。 |
ウ | × | システム監査人は、改善実施プロジェクトの管理を行う。 |
エ | × | システム監査人は、改善実施計画を策定するなどの権限はない。 |