コンピュータシステムの運用時におけるデータのインテグリティを保証するための対策として、適切なものはどれか。
ア | データのインテグリティ保証を強化するための対策は、セキュリティ対策とは区別して、システムの運用段階において検討するのがよい。 |
イ | データのインテグリティを保証するためには、プログラムによる機械的なチェックだけでなく、必要に応じて人手によるチェックも重要となる。 |
ウ | データのチェックはプログラムで機械的に実行されるので、システムの運用マニュアルに従ってチェックする必要はない。 |
エ | ネットワークを使ってデータを受け渡す場合は、データのインテグリティを保証するために、データを暗号化する必要がある。 |
インテグリティとは、RASISのI(Integrity:保全性)に該当し、システム障害や誤操作に対し壊れにくい性質のことである。
ア | × | イングリティの確保は、比較的早い設計段階やそれ以前に検討するべきといえる。 |
イ | ○ | 機械的にチェックできない項目も多々あるので、人的なチェックも重要な項目である。 |
ウ | × | データのチェックは機械的チェック,人的チェックどちらも有用である。 |
エ | × | 暗号化はセキュリティーの観点からは非常に重要なものとなるが、データのインテグリティ保証に関しては関係ない。 |