必ず受かる情報処理技術者試験

問題11

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

外部割込みに分類されるものはどれか。

インターバルタイマによって,指定時間経過時に生じる割込み
演算結果のオーバフローやゼロによる除算で生じる割込み
仮想記憶管理において,存在しないページへのアクセスによって生じる割込み
ソフトウェア割込み命令の実行によって生じる割込み

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解答:ア

割込みとは、プログラム実行中に優先度や緊急度が高い事象が発生したのを受けてプログラム実行を停止させて対応処理を行う仕組みである。

その事象の発生原因がプログラム内部の場合は内部割り込み、外的要因であれば外部割込みという。

■外部割込みの例
マシン(機械)チェック割込み
ハードウェアの誤動作,電源などの外部装置の異常が発生したことを知らせる割込み
入出力割込み
入出力動作の完了や入出力装置の誤動作を知らせる割込み
タイマ割込み
プログラムなどの処理時間に制限を付けたとき、決められた時間を超えた場合にタイマから知らされる割込み
リスタート割込み
オペレータがリスタート(再起動)したときに生じる割込み
■内部割込みの例
プログラム割込み
プログラム実行中に起こる次のようなエラーによって発生する割込み
  • ゼロ除算
  • 演算結果オーバフロー
  • 記録保護違反
  • 不正な命令の実行
スーパーバイザコール割込み(SVC割込み)
スーパーバイザコール(プログラムがOSの機能を使う命令)によってプログラム自ら起こす割込み
タイマによって発生する割込みは外部割込みなので、外部割込みである。
× 演算結果のオーバフローやゼロによる除算で生じる割込みは、プログラム割込みなので内部割込みである。
× 仮想記憶管理に関する説明である。仮想記憶へのアクセスはシステムソフトウェアあ行なうので内部割込みである。
× ソフトウェア割込み命令の実行によって生じる割込みは、スーパーバイザコール割込み(SVC割込み)なので内部割込みである。
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