必ず受かる情報処理技術者試験

問題36

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

UDPを使用しているものはどれか。

FTP
NTP
POP3
TELNET

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解答:イ

UDPとは、インターネットで利用される標準プロトコルで、OSI参照モデルのトランスポート層にあたる。ネットワーク層のIPと、セション層以上のプロトコルの橋渡しをする。

インターネットでは、トランスポート層のプロトコルとしてTCPも使われるが、UDPは転送速度は高いが信頼性が低く、TCPは信頼性は高いが転送速度が低い。

したがって、UDPは動画や音声のリアルタイム配信などに使用される。

× FTP(File Transfer Protocol)とは、インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークでファイルを転送するときに使われるプロトコルである。
UDPはデータが相手に届いたかどうかを考慮しないので確実にデータを送信する用途には向いていない。
× NTP(Network Time Protocol) とは、コンピュータの内部時計を、ネットワークを介して正しく調整するプロトコルである。
時刻 同期にはリアルタイム性が必要なのでUDPを使用する。
× POP3とは、インターネットやイントラネット上で、電子メールを保存しているサーバからメールを受信するためのプロトコルである。
UDPはデータが相手に届いたかどうかを考慮しないので確実にデータを送信する用途には向いていない。
Telnet(Telecommunication network)とは、汎用的な双方向8ビット通信を提供する端末間およびプロセス間の通信プロトコルである。
UDPはデータが相手に届いたかどうかを考慮しないので確実にデータを送信する用途には向いていない。
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