インターネットでは、通信プロトコルとして使用されてきたIPv4以外にもIPv6が使用され始めている。IPv6の説明のうち、適切なものはどれか。
ア | IPv4のネットワークとは共存できないので、独立したネットワークとして構築する必要がある。 |
イ | IPアドレスのビット長がIPv4の4倍あり、心配されていたIPアドレスの枯渇が回避できる。 |
ウ | IPアドレスは数値ではなく、ホスト名とドメイン名による文字列で構成されている。 |
エ | 暗号通信の機能はなく、暗号化と復号は上位層のプロトコルで行われる。 |
IPv6(Internet Protocol Version 6)は、管理できるアドレス空間の増大、セキュリティ機能の追加、優先度に応じたデータの送信などの改良を施したインターネットプロトコルの次世代版 (Version 6)となる通信プロトコルである。
ア | × | IPv4とIPv6のネットワーク共存は可能である。 |
イ | ○ | IPv4では約43億個だった最大アドレス数を、IPv6では約3.4×10の38乗と、ほぼ無限大にまで拡大した。 |
ウ | × | IPv6でもIPアドレスは数値で構成されている。 |
エ | × | IPv6には、暗号化機能が標準的に実装されている |