ある情報システムの構築において、ビジネスプロセス上の独立した業務機能という視点で部品化して情報システムを構築しておく。そし て、将来の変更や他の情報システムの開発に、それらの部品を容易に利用できる仕組みを作り上げたい。この方法に適合する考え方として、適切なものはどれ か。
ア | ASP |
イ | DOA |
ウ | ISP |
エ | SOA |
SOA (Service-Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)とは、ビジネスプロセスの構成単位に合わせて構築・整理されたソフトウェア部品や機能を、ネットワーク上に公開し、これらを相互に連携させることにより、柔軟なエンタープライズ・システム、企業間ビジネスプロセス実行システムを構築しようというシステムアーキテクチャのこと。
ア | × | ASP(Application Service Provider)とは、業務アプリケーション・ソフトウェアをはじめとする各種システム機能をネットワーク経由で提供する事業者、ないしサービスのこと。 |
イ | × | DOA(Data Oriented Approach:データ中心アプローチ)とは、業務で扱うデータの構造や流れに着目し、システム設計を行う手法である。 |
ウ | × | ISP(Internet Service Provider)は、インターネットへの接続を提供するインターネット接続業者のことである。プロバイダと呼ばれることが多い。 |
エ | ○ | 正しい。 |