ソフトウェアの品質特性は、機能性、使用性、信頼性、移植性などに分けられる。使用性に分類されるものはどれか。
      
        
          | ア | 仕様書どおりの実行結果や操作が提供されている。 | 
        
          | イ | ソフトウェアの平均故障間隔が長い | 
        
          | ウ | 他のOSでも稼動できる。 | 
        
          | エ | 利用者の習熟時間が短い。 | 
      
      
      
        解答・解説を見る
        
        解答:エ
                開発されたソフトウェアの品質を評価するためには指標が必要である。ISO/JISでは、ソフトウェアの6つの品質特性の評価指標を定めている。
        
          - 使用性(Usability)
- ユーザの使いやすさに対する評価に影響を与えるもの
- 機能性(Functionality)
- ユーザ要件や目的にソフトウェア仕様が合致していること
- 効率性(Efficiency)
- ソフトウェアの機能を実行する際の応答時間,処理時間,処理能力など
- 信頼性(reliability)
- 規定の条件と期間の間、処理機能のレベルを維持できること
- 保守性(Maintainability)
- ソフトウェアの不良原因解析が容易で修正しやすいこと
- 移植性(Portability)
- ソフトウェアを他のシステム環境で動作するように書換えや移行が容易であること
          
            | ア | × | 機能性に分類される。 | 
          
            | イ | × | 信頼性に分類される。 | 
          
            | ウ | × | 移植性に分類される。 | 
          
            | エ | ○ | 使用性に分類される。 |