問題62
無線ＬＡＮの通信は電波で行われるため，適切なセキュリティ対策が欠かせない。無線ＬＡＮのセキュリティ対策のうち，無線ＬＡＮアクセスポイントで行うセキュリティ対策ではないものはどれか。
| ア | ＭＡＣアドレスによるフィルタリングを設定する。 |
| イ | 通信内容に暗号化を施す。 |
| ウ | パーソナルファイアウォールを導入する。 |
| エ | 無線ＬＡＮのESSIDのステルス化を行う。 |
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解答：ウ
| ア | ○ | MACアドレスとは、各Ethernetカードに固有のID番号である。特定のMACアドレスしかアクセスポイントに接続できないようにって無線LANのセキュリティを高めることができる。 適切なセキュリティ対策である。 |
| イ | ○ | 通信内容に暗号化を施すことでアクセスポイントが創出した電波を攻撃者が傍受しても通信内容を読めないようにすることができる。 適切なセキュリティ対策である。 |
| ウ | × | パーソナルファイアウォールはアクセスポイントではなくパソコンにインストールして利用するソフトウェアである。無線LANアクセスポイントで行なうセキュリティ対策ではない。 |
| エ | ○ | ESSIDとは、無線LAN接続時に特定のネットワークを指定する識別名である。ESSIDを外部に通知しないことをステルス化という。ステルス化により攻撃者はアクセスポイントに接続できなくなる。 適切なセキュリティ対策である。 |