必ず受かる情報処理技術者試験

問題14

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

総合的品質管理(TQM又はTQC)の重要な手法の一つである方針管理の説明として適切なものはどれか。

企業戦略の遂行状況を測定するために,財務,顧客,業務プロセス,学習と成長の四つの視点から指標を設定し,目標を管理していく活動
業務改善のための課題を洗い出し,既にその課題に取り組んでいる最良の他社から学んで,自社に適用する活動
経営トップの目標を事業部,部,課などの目標に順次展開し,それを実施計画につなげて目標達成のために継続的な改善を吸占めていく活動
現場で発生している問題を解決するために,関連する職場の人々がチームを作り,計画を立てて改善を進めていく活動

解答・解説を見る

解答:ウ

方針管理とは「経営方針に基づき、中・長期経営計画や短期経営方針を定め、それらを効率的に達成するために、企業組織全体の協力の下に行われる活動」をいう。

方針管理は、管理の手法であるTQC/TQM(Total Quality Control/Total Quality Management)の中核をなすものであり、主な内容は以下のとおりである。

  1. 長期計画の策定・公布
  2. 期間方針(重点実施項目)の策定・公布
  3. 実行段階でのフォローアップ
  4. 期末にて診断、評価を実施
  5. 診断、評価結果を関連担当者へフィードバック

特に重要となるのは、全社の中長期経営計画を立案し、その計画を元に、部→課→グループといった組織の下位レベルに対し、方針、目標、方策を展開する点である。

× バランススコアカードの説明である。
× ベンチマーキングの説明である。
方針管理の説明である。
× QCサークルの説明である。
前の問題 次の問題

Copyrithg naruha