必ず受かる情報処理技術者試験

問題80

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

盗難にあったPCからの情報漏えいを防止するための対策として,最も適切なものはどれか。ここで,PCのログインパスワードは十分な強度があるものとする。

BIOSパスワードの導入
IDS(Intrusion Detection System)の導入
パーソナルファイアウォールの導入
ハードディスクの暗号化

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解答:エ

× BIOSパスワードとは、パソコンの起動時にパスワードを入力しないと起動できないようにする機能である。
BIOSパスワードでは、ハードディスクを取り外してデータを吸い出すことは防止できない。
× IDS(Intrusion Detection System)とは、ネットワーク上などへの不正なアクセスの兆候を検知し、ネットワーク管理者に通報する機能を持つソフトウェア、またはハードウェアである。IDSでは、ネットワークを介した攻撃には対処できるようになるが、盗難にあったPCからの情報漏えいを防止できない。
× パーソナルファイアウォールとは、自宅でのインターネット利用において、ウィルスやクラッカーなどからパソコンを守るために導入する、個人用のファイアウォール製品のことである。パーソナルファイアウォールでは、ネットワークを介した攻撃には対処できるようになるが、盗難にあったPCからの情報漏えいを防止できない。
ハードディスクを暗号化することで、ハードディスクを取り外してデータを吸い出そうとしても、暗号化されているので内容が分からない。
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