必ず受かる情報処理技術者試験

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平成21年度秋季解答

問題86

デュアルシステムに関する記述として、適切なものはどれか。

1台のコンピュータに複数のマイクロプロセッサを搭載し、並列処理ができるシステムのことである。
2系統のコンピュータが、互いの処理結果を照合しながら同一処理を行うシステムのことである。
障害時に、予備のコンピュータに切り替えて処理を継続するシステムのことである。
複数のコンピュータを直列に接続して、機能を分担するシステムのことである。

解答:イ

<解説>

× マルチプロセッサシステムに関する説明である。
デュアルシステムに関する説明である。
× デュプレックスシステムに関する説明である。
× タンデムシステムに関する説明である。

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問題87

木構造を採用したファイルシステムに関する記述のうち、適切なものはどれか。

階層が異なれば同じ名称のディレクトリが作成できる。
カレントディレクトリは常に階層構造の最上位を示す。
相対パス指定ではファイルの作成はできない。
ファイルが一つも存在しないディレクトリは作成できない。

解答:ア

<解説>

階層が異なれば同じ名称のディレクトリが作成できる。
× ルートディレクトリは常に階層構造の最上位を示す。
× 相対パス指定でもファイルの作成はできる
× ファイルが一つも存在しないディレクトリを作成できる

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問題88

複数の利用者が同時にデータベースを利用する場合に、1人の利用者がデータ更新中に、同一のデータを別の利用者が参照しようとした。このとき、データの整合性を保障するためのデータベース管理システムでの制御として、適切なものはどれか。

更新処理を中断して参照させる。
更新中の最新データを参照させる。
更新中の利用者の処理が終了してから参照させる。
更新を破棄して更新前のデータを参照させる。

解答:ウ

<解説>

複数の利用者が同時にデータベースを利用する場合に、1人の利用者がデータ更新中に、同一のデータを別の利用者が参照する場合、データの整合性を保障するため、排他制御を行う必要がある。

排他制御とは、複数のタスクが同一の資源を変更しようとするときに、矛盾が起こらないように、一方のタスクが完了するまで、他のタスクからのアクセスを禁止する制御方法である。排他制御に該当するのはウである。

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