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平成22年度秋季問題

問題13

マイクロホンから入力された音声信号をメモリに記憶する機能と、メモリに記憶された音声データをスピーカから出力する機能とをもつディジタル録音・再生システムに関する記述のうち、適切なものはどれか。

A/D変換器の出力及びD/A変換器の入力を、メモリのデータ線に接続する。
音質はサンプリング周波数で決まり、量子化ビット数は関係しない。
録音時にはD/A変換、再生時にはA/D変換を行う。
録音と再生とを同時に行わないならば、1個のA/D変換器だけで録音も再生もできる。

マイクロホンから入力された音声信号をメモリに記憶する機能と、メモリに記憶された音声データをスピーカから出力する機能とをもつディジタル録音・再生システムに関する記述のうち、適切なものはどれか。

A/D変換器の出力及びD/A変換器の入力を、メモリのデータ線に接続する。
音質はサンプリング周波数で決まり、量子化ビット数は関係しない。
録音時にはD/A変換、再生時にはA/D変換を行う。
録音と再生とを同時に行わないならば、1個のA/D変換器だけで録音も再生もできる。

解答:ア

<解説>

耳に聞こえる音声信号はアナログでコンピュータに記録される音声信号はディジタルである。

したがって、

  • 録音時は、音声(アナログ)をA/D変換器に入力し、メモリ(ディジタル)に出力する。
  • 再生時は、メモリ(ディジタル)をD/A変換器に入力し音声(アナログ)を出力する。

となる。

A/D変換器の出力及びD/A変換器の入力を、メモリのデータ線に接続する。
× 量子化ビットを増やすほど元の音声信号に近い音声データが得られる。
サンプリング周波数を大きくするほど元の音声信号に近い音声データが得られる。
したがって、音質はサンプリング周波数と量子化ビット数で決まる。
× 録音時にはA/D変換、再生時にはD/A変換を行う。
× 録音時にA/D変換器,再生時にD/A変換器が必要となる。したがって、A/D変換器だけでは録音と再生はできない。