必ず受かる情報処理技術者試験

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平成24年度秋季問題

問題58

事業継続計画(BCP)について監査を実施した結果、適切な状況と判断されるものはどれか。

従業員の緊急連絡先リストを作成し、最新版に更新している。
重要書類は複製せずに一か所で集中保管している。
全ての業務について優先順位なしに同一水準のBCPを策定している。
平時にはBCPを従業員に非公開としている。

事業継続計画(BCP)について監査を実施した結果、適切な状況と判断されるものはどれか。

従業員の緊急連絡先リストを作成し、最新版に更新している。
重要書類は複製せずに一か所で集中保管している。
全ての業務について優先順位なしに同一水準のBCPを策定している。
平時にはBCPを従業員に非公開としている。

解答:ア

<解説>

BCP(Business continuity planning:事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことである。

従業員の緊急連絡先リストを作成することで緊急時における事業継続のための方法,手段などを事前に取り決めておく必要がある。
× 重要書類を複製せずに一か所で集中保管すると、その場所が被災した時に全部の重要書類を失う。
複数のカ所に分散して保管するべきである。
× 重要性の高い業務を優先して復旧できるように、各業務には、優先順位を付けておく必要がある。
× 平時においても、BCPを従業員に公開し、周知徹底する必要がある。それをしないと緊急時の対応がうまくいかない。