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平成30年度春季問題
問題45
TPM(Trusted Platform Module)に該当するものはどれか。
ア | PCなどの機器に搭載され、鍵生成やハッシュ演算及び暗号処理を行うセキュリティチップ |
イ | 受信した電子メールが正当な送信者から送信されたものであることを保証する、送信ドメイン認証技術 |
ウ | ファイアウォールや侵入検知、アンチマルウェアなど、複数のセキュリティ機能を統合したネットワーク監視装置 |
エ | ログデータを一元的に管理し、監視者へのセキュリティイベントの通知や相関分析を行うシステム |
TPM(Trusted Platform Module)に該当するものはどれか。
ア | PCなどの機器に搭載され、鍵生成やハッシュ演算及び暗号処理を行うセキュリティチップ |
イ | 受信した電子メールが正当な送信者から送信されたものであることを保証する、送信ドメイン認証技術 |
ウ | ファイアウォールや侵入検知、アンチマルウェアなど、複数のセキュリティ機能を統合したネットワーク監視装置 |
エ | ログデータを一元的に管理し、監視者へのセキュリティイベントの通知や相関分析を行うシステム |
解答:ア
<解説>
TPM(Trusted Platform Module)とは、ハードウェア耐タンパー性をもつセキュリティチップのことである。 通常はPCなどのマザーボードに直付けされていて、CPUからLPC経由でアクセスできるコプロセッサとして働く。
RSA暗号演算やSHA-1ハッシュ演算といった機能を有しており、チップ内で暗号化・復号、デジタル署名の生成・検証、プラットフォームの完全性検証を行うことができる。また、TPMの内部でRSAの鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)を生成することができる。
ア | 〇 | PCなどの機器に搭載され、鍵生成やハッシュ演算及び暗号処理を行うセキュリティチップは、TPM(Trusted Platform Module)である。 |
イ | × | 受信した電子メールが正当な送信者から送信されたものであることを保証する、送信ドメイン認証技術はSPFである。 |
ウ | × | ファイアウォールや侵入検知、アンチマルウェアなど、複数のセキュリティ機能を統合したネットワーク監視装置は、UTMである。 |
エ | × | ログデータを一元的に管理し、監視者へのセキュリティイベントの通知や相関分析を行うシステムは、SIEMである。 |
キーワード
- 「TPM」関連の過去問題・・・TPMとは
- 応用情報技術者 平成30年度(春季) 問45
- 情報セキュリティスペシャリスト 平成23年度(特別) 問3
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