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平成21年度春季問題
問題6
複数の事業部、部、課及び係のような組織階層の概念データモデルを、第3正規形の表、
組織(組織ID,組織名,…)
として実装した。組織の親子関係を表示するSQL文中のaに入れるべき適切な字句はどれか。ここで、“組織”表記中の下線部は、主キーを表し、追加の属性を想定する必要がある。また、モデルの気泡としてUMLを用いる。{階層}は組織の親子関係が循環しないことを支持する制約記述である。
ア | 組織1.親組織ID = 組織2.子組織ID |
イ | 組織1.親組織ID = 組織2.組織ID |
ウ | 組織1.組織ID = 組織2.親組織ID |
エ | 組織1.組織ID = 組織2.子組織ID |
問題7
次のSQL文の実行結果の説明として、適切なものはどれか。
CREATE VIEW 東京取引先 AS
SELECT * FROM 取引先
WHERE 取引先.所在地 = ‘東京’
GRANT SELECT
ON 東京取引 TO “8823”
ア | 8823のユーザは、所在地が “東京”の行を参照できるようになる。 |
イ | このビューの作成者は、このビューに対するSELECCT権限をもたない。 |
ウ | 実表 “取引先”が削除されても、このビューに対するユーザの権限は残る。 |
エ | 導出表 “東京取引”には、8823行まで記録できる。 |
問題8
和両立である関係RとSがある。 R∩Sと等しいものはどれか。ここで、-は差演算、∩は共通集合演算を表す。
ア | R-(R-S) |
イ | R-(S-R) |
ウ | (R-S)-(S-R) |
エ | S-(R-S) |
問題9
“社員”表と“人事異動”表から社員ごとの勤務成績の平均を求める適切なSQL文はどれか。 ここで、求める項目は、社員コード、社員名、勤務成績(平均)の3項目とする。
ア | SELECT 社員.社員コード,社員名,AVG(勤務成績) AS “勤務成績(平均)” FROM 社員,人事異動 WHERE 社員.社員コード = 人事異動.社員コード GROUP BY 勤務成績 |
イ | SELECT 社員.社員コード,社員名,AVG(勤務成績) AS “勤務成績(平均)” FROM 社員,人事異動 WHERE 社員.社員コード = 人事異動.社員コード GROUP BY 社員.社員コード,社員.社員名 |
ウ | SELECT 社員.社員コード,社員名,AVG(勤務成績)/COUNT(勤務成績) AS “勤務成績(平均)” FROM 社員,人事異動 WHERE 社員.社員コード = 人事異動.社員コード GROUP BY 社員.社員コード,社員.社員名 |
エ | SELECT 社員.社員コード,社員名,MAX(勤務成績)/COUNT(*) AS “勤務成績(平均)” FROM 社員,人事異動 WHERE 社員.社員コード = 人事異動.社員コード GROUP BY 社員.社員コード,社員.社員名 |
問題10
関係データベースの表において、検索速度を向上させるために、列Zにインデックスを付与する。ア~エは、列Zの値が等しい行の行の数を示したものである。インデックスを付与することによって、1行当たりの平均検索速度が最も向上するものはどれか。ここで、各行は等頻度で検索されるものとする。
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