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平成22年度春季問題
問題1
図のような関係R(A,B)において、属性Aの定義域の要素は{a1,a2,a3}、属性Bの定義域の要素は{b1,b2}である。
a1とb1を結ぶ線は、(a1,b1)のように、関係Rの要素を表している。
この関係Rの要素を表す語として、適切なものはどれか。
ア | 組 |
イ | 属性 |
ウ | ドメイン |
エ | 列 |
問題2
表の所有者が、SQL文のGRANTを用いて設定するアクセス権限の説明として、適切なものはどれか。
ア | パスワードを設定してデータベースの接続を制限する。 |
イ | ビューによって、データベースのアクセス処理を隠ぺいし、表を直接アクセスできないようにする。 |
ウ | 表のデータを暗号化して、第三者がアクセスしてもデータの内容が分からないようにする。 |
エ | 表の利用者に対し、表の問い合わせ、更新、追加、削除などの操作を許可する。 |
問題3
表Rに、(A,B)の2列でユニークにする制約(UNIQUE制約)が定義されているとき、表Rに対するSQL文でこの制約違反となるのはどれか。 ここで、表Rは主キーの定義がなく、また、すべての列は値が決まっていない場合(NULL)もあるものとする。
ア | DELETE FROM R WHERE A = 'AA01' AND B = 'BB02' |
イ | INSERT INTO R VALUES ( 'AA01', NULL, 'DD01', 'EE01' ) |
ウ | INSERT INTO R VALUES ( NULL, NULL, 'AA01', 'BB02' ) |
エ | UPDATE R SET A = 'AA02' WHERE A = 'AA01' |
問題4
関係データベース上に実装するエンティティの主キーが複合キーであり、複合キーを構成している属性数が多すぎるので、少なくして扱いしやすくしたい。この場合の対応として、適切なものはどれか。
ア | 複合キーを構成している属性のうち、エンティティの性格を最もよく表している属性を主キーとし、残りの属性を外部キーにする。 |
イ | 複合キーを構成している属性のうち、エンティティの性格を最もよく表している属性を主キーとし、残りの属性を代理キー(alternate key)にする。 |
ウ | 複合キーを連番などの代用のキー(surrogate key)に置き換え、複合キーを構成している属性を外部キーにする。 |
エ | 複合キーを連番などの代用のキー(surrogate key)に置き換え、複合キーを構成している属性を代理キー(alternate key)にする。 |
問題5
“学生は、学期が異なれば同じ授業科目を何度でも履修できる”を適切に表現しているデータモデルはどれか。ここで、モデルの表記法にはUMLのクラス図を用いる。
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